柴田教授は、体内時計と運動の関係についても、多くのページを割いて説明している。 例えば、余分な体脂肪を減らすという点では、「夕方」に運動するのが最適だという。理由として、この時間帯は、活動性を高める交感神経の働きが、朝より良いことなどを挙げる。 これより遅い「夜」の時間帯になってしまうと、体内時計を遅らせる作用が生じて、夜型生活になりやすいので注意が必要。目安は、遅くても夜7時くらい。帰宅時は、自宅の最寄り駅より1駅手前に降り、そこからウォーキングするなど工夫したい。 そして、筋トレの場合、タンパク質を充分にとることも重要。特にシニアは、サルコペニアやフレイルを予防するためにも、積極的にタンパク質をとることがすすめられている。 筋肉は合成と分解を繰り返していますが、食事でタンパク質を多くとれば、分解される筋肉よりも、合成させる筋肉が上回り、筋肉が大きくなっていきます。高齢になると食が細くなりがちですが、それだけに良質なタンパク質を意識してとるようにしましょう(本書188pより) タンパク質をとる時間帯にもベストタイミングがあるという。それは「朝」。鍛えるのは夕方でも、朝にタンパク質を充分にとることで筋肉の維持・発達が促されるそうだ。 * * * 本書は、時間栄養学の実用的な入門書としてすぐれた1冊。特にダイエットや運動で伸び悩んでいる人は、読んで得られるものが多いはずである。 【今日の健康に良い1冊】 『脂肪を落としたければ、食べる時間を変えなさい』柴田重信著 講談社 文/鈴木拓也 老舗翻訳会社役員を退任後、フリーライター兼ボードゲーム制作者となる。趣味は神社仏閣・秘境巡りで、撮った映像をYouTube(Mystical Places in Japan)に掲載している。
。かってアイドルとして活躍した多くの人が今はどうしているか探し出すところです。できれば再び減益で活動することを応援する壮大な夢があります。あきらめない人だけが、出会いののチャンスが訪れます
2023年4月18日火曜日
ダイエットが成功しないのは、食べる時間帯のせい!?
ダイエットが成功しないのは、食べる時間帯のせい!? 時間栄養学の第一人者が教える「正しいダイエット術」
4/15(土) 6:04配信
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サライ.jp
ダイエットが成功しないのは、食べる時間帯のせい!? 時間栄養学の第一人者が教える「正しいダイエット術」
文/鈴木拓也
「年も年だし、健康を考えて、食事には気を使い、運動も始めた」といった声を最近よく聞くようになった。
にもかかわらず、メタボ体型のままだったり、健康診断でひっかかるなどして、自らが行っているダイエットに「効果はあるのだろうか」と、不安を感じる人も少なくない。
そのお悩み、もしかすると「“時間”という視点が欠けている」せいかもしれない。そう指摘するのは、早稲田大学理工学術院の柴田重信教授だ。
柴田教授は、食事と時間の関係を研究する時間栄養学の第一人者。これは近年注目を浴びている学問分野で、著書『脂肪を落としたければ、食べる時間を変えなさい』(講談社)で、わかりやすく解説している。
今回は本書から、時間栄養学の視点でのダイエット術について紹介しよう。
プチ断食は食べる時間帯に注意
幅広い世代で“プチ断食”が流行している。
これは1日のうち十数時間、まったく食べない時間帯をもうけるというダイエット法だ。
この絶食時間は、16時間という設定がよく知られている。つまり、残る8時間の枠内で、その日の食事を済ませることになる。
本書には、30代半ばのAさんの事例が載っている。Aさんは、午後2時に社員食堂でその日最初の食事をし、帰宅後の午後8時から10時にかけて夕食・晩酌をするという16時間のプチ断食を続けている。
この生活を3か月続けたが、期待ほどには体重は減らなかったそうだ。
柴田教授は、食べる時間帯が遅い点が問題だとし、次のように解説する。
このような生活パターンのいちばんの問題は、明らかに体内時計のリズムに合っていないことです。体内時計には約24時間周期のリズムがあって、時間によって体の働きや反応が異なります。
たとえば、一日の活動を始める朝は、食事としてとった栄養をエネルギーに変える必要がありますが、ゆっくりと体を休める夜は、使いきれなかったエネルギーを脂肪としてため込もうとします。(本書29pより)
柴田教授は、プチ断食自体は否定しない。しかし、Aさんの場合、朝食抜きで、かつ夜遅くまで食べているのが、体重が減らない原因だったようだ。
時間栄養学の観点では、朝に食べることで、日中の活動にむけた体内時計が動き出すという。まずは、この点を肝に銘じておこう。
朝の糖質で体内時計が動きだす
では、朝食は何を食べるのがベストの選択だろうか?
これについても本書で詳しく解説がなされている。
結論から言うと、体内時計を動かす力が大きいのは「インスリンが出やすい食べ物」ということがわかっています。
インスリンは膵臓から分泌されるホルモンです。ご飯やパンなどの糖質をとるとブドウ糖に分解され、血糖値が上がりますが、インスリンはこの血糖値に反応して分泌されます。肝臓にある末梢時計は、このインスリンの量が増える事で動き出します。だから、朝食には、血糖値が上がりやすく、インスリンが出やすいものが適しているのです。(本書94~95pより)
昨今は、糖質を目の敵にする人が多い。たしかに、とり過ぎは問題になるが、一方で重要な栄養素でもある。適度な糖質の摂取は、意識した方がよさそうだ。逆に、インスリンの働きは夜になると弱くなるため、夕食では糖質を控えめにする。
さらに、魚の脂肪分やタンパク質も体内時計を動かしやすいそうで、ご飯と魚という昔ながらの和食が、実は時間栄養学的にも好ましいとも。
昼食については、塩分のとりすぎに注意。人間の味覚も体内時計によってコントロールされているそうで、たとえば塩味に対する感じ方は、朝が一番敏感で、時間とともに鈍くなっていく。つまり、遅い時間帯になるほど塩辛い物に鈍感になっていき、ついついしょっぱいものを食べ過ぎるリスクがあるというのだ。
その対策として、減塩を意識するとともに、野菜をとることがすすめられている。これは、野菜に含まれるカリウムが、体内に蓄積した塩分を排出する作用を持つから。
夕食については、「軽めに、なおかつ就寝の2~3時間前までに終わらせる」が基本。そして糖質や脂肪の多いものは避ける。
運動のベストタイミングは夕方
コロナ禍が引き起こした影響の1つに、運動不足解消のためウォーキングや筋トレに取り組む人が増えたというのがある。
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